人工呼吸器使用者のための防災ハンドブック 改訂版 発行しました!
大変お待たせしました!初版発行より、構想6年!!ながッ!
「バクバクっ子のための防災ハンドブック」が、「人工呼吸器使用者のための防災ハンドブック・改訂版」として、パワーアップして登場! 書き込んで活用できる別冊もパワーアップしてます!
「東日本大震災における実態調査」など、会員の体験談も満載。人工呼吸器ユーザーだけでなく、介護を必要としている方や周囲の方々、みなさんに活用していただける内容です。日常のケアにもきっと役立ちます。
~あとがきより~
防災ハンドブック改訂版の作成を通じて、どの災害でも災害発生時の確実な情報収集や適切かつ迅速な判断と行動が必要であることを学びました。改めて「人工呼吸器をつけている当事者の思いや命を大切に。始めからできないと決めつけない。様々な情報を知りながら、どうやったらできるかを支援者と共に考える」大切さを感じています。
そして、「人工呼吸器をつけていても保育所や学校へ通い休日は遊びに行ける、そして一人の人間として地域社会の中で豊かな生活を送ることができる」ことが、災害発生後における自助(自分でやれることはやる)・共助(知人・近所の人に助けてもらう)につながるように感じています。
つまりは、バクバクの会の理念や医療・福祉・教育等における様々な活動が、防災にもつながっているのです。防災ハンドブックでは様々な災害や防災に関する情報を掲載していますが、単に情報を得るにとどまらず、ぜひバクバクの会の活動全体にエールを送っていただければ幸いです。
今回、改訂版作成には初版以上の時間を費やすこととなってしまいました。実行委員会の皆さんには大変ご苦労をかけてしまいました。ありがとうございました。
2017年10月 防災ハンドブック改訂版作成実行委員長 西村政子