今回は息子の生活必需品シリーズのつぶやきです。
息子のように肢体不自由であると、外出時には車いすが必需品となる。
そして車いすにもいろいろなタイプがある。オーソドックスな車いすタイプ・バギータイプ・ストレッチャータイプなどである。
我が家では当座大きめのベビーカーで代用してきたが、酸素ボンベその他諸々の荷物も載せられないなど不便さがあった。身障者手帳が交付されたのを機に車いすを申請することにした。
病院に車いすの申請意見書を作成できる医師がいたので、バクバクっ子必携書『バクバクっ子の為の生活便利帳』を参考にしつつ話し合った。
結果として息子にはバギータイプがよかろうということになった。それにプラスして外出用ではなく自宅で利用する座面がアームで上下動する座位保持いす(下部に呼吸器を載せる台がないため外出用よりはコンパクト)も同時に申請することになった。
カタログを見て車いすは赤色ベース、座位保持いすは青色ベースに決定した。そしてどちらもデンマーク製であった。
道具などに愛称をつける我が家の流儀として彼らにも名前をということになった。海外から来た息子を支える力士的存在ということで当時大相撲で活躍していた朝青龍関(2010年引退)、朝赤龍関(2017年引退)より、座位保持いすを青龍(しょうりゅう)、車いすを赤龍(せきりゅう)と名付けることにした。
この青龍・赤龍申請時に事件は起こった。
つづく